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令和 4年 7月 1日交通網・都市基盤整備調査特別委員会-07月01日-01号
令和 4年 7月 1日子ども・子育て支援対策調査特別委員会-07月01日-01号

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  1. 足立区議会 2022-07-01
    令和 4年 7月 1日交通網・都市基盤整備調査特別委員会-07月01日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 7月 1日交通網都市基盤整備調査特別委員会-07月01日-01号令和 4年 7月 1日交通網都市基盤整備調査特別委員会       午前9時58分開会 ○くじらい実 委員長  では、定刻前でございますが、ただいまから交通網都市基盤整備調査特別委員会を開会いたします。 ○くじらい実 委員長  最初に、記録署名員2名を私から指名いたします。吉岡委員、さの委員にお願いいたします。  審査に先立ち、委員の皆様に申し上げます。  本特別委員会調査項目及び設置理由は、お手元に配付のとおりでありますので、御了承願います。 ○くじらい実 委員長  続きまして、3、(1)の報告事項に移ります。  ①から⑦まで、一括して都市建設部長からの報告をお願いいたします。 ◎都市建設部長 おはようございます。よろしくお願いします。  報告資料の2ページをお願いいたします。  花畑周辺地域におけるバスの試験運行についてということで御報告させていただきます。  1番ですけれども、4月、5月の利用状況でございます。1台当たり平均5名ということで、かなり改善されているというような状況がございます。  (2)の1期の収支率ということで、これは半年間の収支ですけれども、約9.7%という状況でございます。
     2番です。第5回検討会の開催結果ということで、5月31日に検討会を開催してございます。内容については、7ページ以降に資料、これを配って開催したという状況でございます。  3ページの(2)ですけれども、一応1期の利用実績回数券販売実績収支率の向上の方策についてということで御報告したところでございます。  主な意見については別紙2ということで、6ページの方に載ってございます。6ページを御覧いただきたいと思います。  一番最初に運行経費の削減ということで、ダイヤを少し減らす提案をさせていただいてございます。それについては、おおむね横ばいというような状況だと思います。  2番目については、収入の増加ということで、シルバーパスの方にも負担いただけないかというようなお話をしたところでございます。これについても110円ならいいんじゃないかなとか、もともと220円を最初からもらうべきだったじゃないかといろいろ意見はありましたけれども、基本的には半分が妥当じゃないかというような意見が多かったという状況でございます。その他については、例えば運行ルートを見直すのはどうかというのをおっしゃいましたけれども、これについては時間的に無理だというようなお話をさせていただいでございます。  お戻りいただいて、3ページの方ですけれども、今後の方針なんですけれども、収支率を向上するために、今後、シルバーパス利用者から徴収をしたり、ダイヤを改正するというようなことを進めていきたいと思っています。それに先立って、第6回検討会でもう一度地元の方とお話をして進めていきたいと考えてございます。  続いて、11ページをお願いいたします。  多様な交通手段の導入に向けた取組状況についてということで、これについては、交通不便度の高い入谷・鹿浜地区において、バス以外の交通の在り方を今検討しているという状況でございます。昨年度以来、地元の町会・自治会ヒアリングを進めているという状況でございます。2番が町会・自治会連絡協議会でのヒアリングの状況について記載させていただいています。  3番については、入谷地区での取組状況についてということで、ヒアリングの内容でございます。12ページの(3)の方に意見が出ております。免許返納をしたので困っているというようなお話や、はるかぜ3号の便数が少ない、東京都女子医科大学附属足立医療センターへの直結したバスがないというようなお話を伺っているところでございます。続けてまた、7月にも、もう一度意見を聞きに伺いたいと思ってございます。  4番の方に鹿浜地区での取組状況ということで、ここでも意見をいただいてございます。ここに挙げられた意見としては、今後のスケジュールや花畑の実験バスの状況を教えてほしいというような意見をいただいてございます。この地区は基幹となる日暮里舎人ライナー等があるんですけれども、細かく意見を聞くと、行きたい行き先についてはもう様々というような状況で、オンデマンドみたいなことも少し考えなければいけないのかなと考えているところでございます。  続いて、18ページでございます。  令和4年度足立区総合交通計画推進会議の開催についてということで、7月26日10時から予定してございます。これは総合交通計画進捗管理をするというような会議でございます。内容は別紙1、13ページの方に状況と委員の方が載ってございます。また、昨年度の状況は20ページ、別紙2の方で御確認いただきたいと思います。  作業別の実施状況ということで、公共交通施策についてはイベント等ができず、なかなか達成できてないというような状況でございます。  自転車施策については、やっぱりこれもコロナの関係で啓発活動が少なくて、目標に届かなかったという状況でございます。  交通基盤整備施策については、ナビマーク等をしっかりやったということと、補助金を活用した自転車駐輪場もできたということで100%という状況になってございます。  公共交通利用促進施策ということで、これについては、ICカードの定期券や乗継割引の導入ということで10月やってございますけれども、実現に至ってないという状況でございます。  別紙3の方に昨年度の施策の状況をお知らせしてございます。御確認いただければと思います。また、24ページ以降は別紙4ということで27ページまでこの対象の事業を載せてございます。御確認いただきたいと思います。  続いて、28ページでございます。  日暮里舎人ライナー災害対策等に関する東京都交通局への要望についてということで、6月10日に東京都交通局要望書を提出してございます。要望書については30ページの方に載せてございます。主な要望内容ですけれども、最初は地震の脱輪事故を受けてどういう対策をやったのかというようなことが1点目で、それを早く実現してほしいということが1点目でございます。2点目が除雪のときにどうしても支障が出るということで対応してほしいというのが2点ございます。3点目が小田急線や京王線の殺傷事故を受けて安全対策をしっかりやってほしいというような要望をしてございます。  東京都交通局から、脱輪事故に関しては、別紙2、31ページの方にあるんですけれども、地震発生時の日暮里舎人ライナー被害軽減策ということで、まず、1点目が緊急地震速報時の自動停止機能ということで、緊急地震速報と連動して自動的に止まるという対策については既に完了したということでございます。  また、32ページの方の分岐部の走行路中央部段差解消ということで、今回脱輪した箇所のところについて改修を加えるということで、これについては国土交通省の許可を得てから今年度中にはやりたいと伺ってございます。  続いて、29ページ、降雪の対応です。これについては、ロードヒーターの作動や除雪用ブラシによる除雪、凍結防止剤の散布等をしっかりやっていくと伺ってございます。  また、安全対策については、駅員等の巡回を強化するというお話と車内への防犯カメラ新型車両に合わせて全て設置していくと伺っているところでございます。今後も、この対策をしっかりやっているのを確認するとともに、新型車両への要望等もしていきたいと考えてございます。  続いて、33ページでございます。  竹ノ塚駅付近鉄道高架化の取組み状況についてということで、1点目が、皆さん参加いただいた6月12日、鉄道高架化記念式典ということで開催させていただきました。内容については記載のとおりです。主な来賓者としては、国土交通大臣政務官、東京都整備局長絵画コンクール金賞受賞者というような状況になってございます。最後は足立区立第十四中学校のブラスバンドによって祝賀演奏をしていただきました。  続いて、2番です。今回初めてということで、36ページの方にこれまでの経過を載せてございます。  続いて、33ページにお戻りいただいて、鉄道高架化工事進捗状況ということで、これについても37ページの方に載せてございます。今年度については、引上線の高架工事軌道工事仮設ホーム仮設地下道の撤去等を進めたいと思ってございます。  続いて、34ページでございます。  第37号踏切跡赤山街道)における道路整備工事についてということで、踏切がなくなって今は線路もこの部分は撤去しているという状況で、かなり道路段差があるということできれいに整備していきたいと思ってございます。最終的には歩道を付けて、横断防止のために真ん中にコーンバーを設置していきたいと思っています。現状ですけれども、今も仮設でほぼ同様の形をつくってございます。また、やはり横断する方がとても多いので、今音声で注意をしたり、今後は警備員もまた付けようかなということで検討している状況でございます。  続いて、区画街路第14号線の進捗状況についてということで、35ページの方に絵が出ていますけれども、今年度については基本的に電線地中化の工事を行うという状況になってございます。  続いて、38ページでございます。  有楽町線(地下鉄8号線)の整備促進に向けた取組み状況についてということで、有楽町線についてはこれまで2年間大会促進だけはできてないので、今年度は何とかやりたいということで今準備を始めたところでございます。  続いて、40ページでございます。  メトロセブン整備促進に向けた取組み状況についてということで、これについては、5月24日に区部周辺部環状交通公共交通特区連絡会を開催したところでございます。これはエイトライナーも含めた連絡会でございます。また、令和4年度環七高速鉄道メトロセブン促進協議会総会の開催ということで、7月12日にタワーホール船堀で予定してございます。これにつきましては後ほどできれば皆さんの御参加をお願いしたいというような状況になってございます。  続いて、今後の取組についてなんですけれども、今イベント等がない中でなかなか周知が難しいところなんですけれども、今後も地元で周知というか、機運醸成に取り組んでいきたいと考えてございます。 ○くじらい実 委員長  それでは、質疑に入ります。  何か質疑がございますでしょうか。 ◆山中ちえ子 委員  花畑の検証バスについてなんですけれども、地元の検討委員会にはオブザーバーで地域の議員も参加して聞いたりとかしていたんですけれども、そのときの意見を2、3、載せてくださっていますけれども、地域包括支援センターの方が発言していた、比較的働いている世代の意見をおっしゃってくれていたと思うんですけれども、その意見としては、回数券をしっかりと販売して、あのときとてもすぐ完売したり、増刷、補完してしっかり購入してもらったりとか、そういう作業をしたかと思うんですけれども、その辺のことで今後もっとそれを何でしっかりやっていかないのかしらというような話でした。だからその辺はやっていただくということがやっぱり前向きな動きが少しでもあれば、それを生かしてやっていくべきなんじゃないかなと私も本当に思ったんですけれども、その辺ではどうなんでしょうか。 ◎交通対策課長 回数券のお話でございますけれども、4月に1回販売させていただいて、500枚予定しておりまして500枚以上販売することができました。7枚つづりでそれを1,000円ということですので、大分お得なものだったということで皆さん購入いただいたのかなと思います。また、これにつきましては、山中委員からの御指摘もございますとおり、利用促進には非常にいいのかなという点もございますので、一方で運賃を下げて販売という形にもなりますので、その辺りについてよく検討して取り組んでいきたいと考えています。 ◆山中ちえ子 委員  ありがとうございます。是非本当に大変な困難なことが多いし、収支率に届かないということでいろいろな方法を提案して、地元の人と話し合って、2つしっかりと変更点を確認していったというのはあったんですけれども、やはりああやって大きな話合いになっちゃうと緊張してみんな意見が言えなかったりするから、小さく、せっかく今回は要綱の②番の会員としては、(1)番だけじゃなくて、(2)番、(3)番、(4)番の方々もしっかり呼んでくださって、話合いに参加してくださったりということがありました。やはり参加してくれる方がせっかくこんなに各地域から来てくれているので、もっと話し合いやすいムードとかをつくったり、その回数なんかも、ああやってしっかりやっちゃうと用意するのも区の職員も大変だと思うんです。だからもっとフランクに、いろいろな意見が言えるような小さな単位の話合いなんかが気軽に持てないものかなあと。そうすると、すごいいろいろな意見が出て、本当に私たちでは考えられないような案が出てきたりとかもしますし、区にとっても、今後それが実行運転可能になるか・不可能になるかといったところでは、いろいろなあつれきが出てくると思うんです。そのときも区と一緒に頑張ったんだというような、でも、結果こうだったねと。各地域にはこう生かしていこうねとか、いろいろな意見が駄目にしろ、実現するにせよ出てくるし、いい形で引き継いでいけると思うんです。その辺を考えてくださったらいいのかなと、私も悩んだんですけれども、そう思うんですけれども、どうでしょうか。 ◎交通対策課長 検討会については、なかなかコロナの中で開かれなかったところもあるんですけれども、今回5月にやらせていただいて、御意見をいただきまして、また、きょうの委員会で皆様からの御意見もいただいた上で、7月15日を今予定しておるんですけれども、もう1度地元検討会を開催させていただいてお話をさせていただこうと考えております。  また、私、きのうの夜、花畑地区町会自治会連合会の会長の会議もございましたので、そこでも顔を出させていただいてお話をさせていただいたところでございます。 ◆新井ひでお 委員  今のまた、花畑の検証運行なんですけれども、町会・自治会関係の頭の人に聞くのも大事なことなんですけれども、そういう人たちが利用しているとは限らないわけで、また、地域の声を集約しているとも言い切れないので、だからもうちょっと視点を変えて、利用しそうな層とか、そういう観点を考えながら、聞くのであればそういうことも考えてもいいんじゃないですかということ。  それと、なかなか需要が見込めないのは当初から想定されていたことなんですけれども、そもそも経路が何点かありました。案がありました。その中であの案にしたのは、公共施設とか、病院とか、スーパーとか、そういう所に寄るということが含まれていたんだけれども、それ以上にあまりにも時間かかる。花畑から六町、六町から花畑回りに時間が掛かり過ぎるから、通勤通学についてはあまり意味がないバスなんです。いわゆる遠足バスになっているわけだ。だから暇な人が元渕江公園へ行ったり、何とかスーパーへ行ったりとか、そういう感覚も結構あるんじゃないかと思うんです。だから経路変更について今、犬童都市建設部長が時間的に難しいと言っていましたけれども、何が難しいんだか、まず、その時間的なというのはどういうことなんですか。経路変更ができない理由は。 ○くじらい実 委員長  先に、新井委員委員会中はマスクの着用をお願いいたします。委員会室は狭くなっていますので。 ◎交通対策課長 最初に経路のお話が1つあったかと思うんですけれども、そちらにつきましては、今ブンブン号が走っている経路、ダイヤではちょうど30分ほどで書かせていただいているところなんですけれども、これは新井委員から御指摘いただいて国道4号線には出ないようにとか、そういう工夫をさせていただいた結果、ほぼほぼ遅れが全然ない状態で運行できておりますので、むしろ補助第140号線が混む時間帯ですとかはそちらを乗っていただくというようなことでも利用いただいているところでは1つございます。  それから路線を変更して違う所を走ってみるような準備は時間的にできないという話の中なんですけれども、これにつきましては、この2年間の社会実験の中で、当初私たちもそういうこともできないかとも考えておったところではあるんですけれども、実際のところ、安全な運行経路を調査して、それから警察と協議をして、バス停の位置を決めて、それから運輸局の申請のための準備をしてということでなってまいりますと、とてもその作業自体だけでも半年では終わらないような状況もございますので、今ここで走らせている社会実験のところでは、まず、ここで収支率を上げていくということで進めさせていただきたいと考えているところでございます。 ◎都市建設部長 最初にいろいろな方から意見をいただくというお話ありましたけれども、今うちの方でアンケートを、ベルクス等で使っている方を中心に取らせていただいています。その意見も踏まえて、また、会議の方には臨みたいと思っております。 ◆新井ひでお 委員  アンケートをやっているのは承知していますけれども、使っている人は使っているんでしょう。その人たちに更に聞いてどうするの。もっといい、どこか方向とか考えるということはないの。 ◎都市建設部長 今回運賃の改正等もあるので、その辺も踏まえて聞いている状況でございます。 ◆新井ひでお 委員  乗っている人は運賃がどうこうで、例えば上がったら乗らないということはあるかもしれないけれども、基本的には利用価値があるから乗っているんだろうと思うんです。だからそういうところじゃないと思うんだ。アンケートというのは。  経路変更のことを申し上げたけれども、1番のネックは国土交通省の免許取り直しということになるの。経路変更することで。既存のバスをちょっといじるだけでもそれなりの時間が掛かるという判断なんだ。それは大体どのぐらいのスパンなんですか。時間的に。 ◎交通対策課長 最後の申請をしてから認可が下りるまでで、経路を新規でやる場合には3か月ぐらいは必要かということです。 ◆新井ひでお 委員  確かにスーパーとか病院とかということまで含めて高齢者対策という面もあったんですけれども、病院だって全てクリアは無理なので、例えば国道4号線まで行くことがそもそもが私は前から言ったけれども、路線バスが走っているわけです。既に。苑田病院とか、国道4号線沿いのあっちのほうは。だからあの遠回りは結構負担なわけで、基本線交通空白だ。空白を解消するということだったはずなんです。花畑の路線バス花畑団地まで行っているわけでして、それ以外の所の空白地域を埋めるということだったはずなんだ。そこに公共施設とかスーパーとか病院等を加味してということだったんですから、今回の経路は、決定してから言うのも何だけれども、私は申し上げていたから、幅が広かったんじゃないかなと。この結果を踏まえて地域を歩いてみましたけれども、やっぱり時間掛かり過ぎだというのは多いんです。そういう意見も結構ありまして、六町に行くという人たちにとって、六町に行くというか、六町から花畑も一緒なんだけれども、そういうことだったんです。  できることは全部やりながら、もともとの基本線事業者が出てこなかった地域なんです。交通空白を解消するためにいろいろ努力してきたけれども、事業者が採算が合わないから出てこなかった。この地域を税金投入してコミュニティバスを走らせるということになったわけだから、その原点を忘れてもらって、確かに設定は低いかも、低いとは言い切れないけれども、そういう設定はしたものの、その原点があることを忘れないでもらいたい。なかなか収益は上がらないです。常態で。でも大都市の中の足立区で、しかも足立区の全体の中の平等性を考えて、ここはあまりにも交通過疎になっているだろうという観点から要請したわけですから、その辺は原点を忘れないでもらいたいと思います。  それともう1つは、竹ノ塚駅の連続立体に関しての説明がありましたが、ここに関連してということで聞きたいんですが、第3団地でUR都市再生機構建て替えをするということで方針を示して、そして説明会をしているわけですが、それの情報については何か聞いていらっしゃるのか。どういった話になって説明があって質疑があってとか、その方向性が多少でもかいま見えれば。UR都市再生機構とかから話を聞いていませんか。 ◎まちづくり課長 この5月にUR都市再生機構の方から、竹の塚第三団地の居住者ですとか、あと、店舗会の皆様にまちづくりニュースを配布しているようなんですけれども、そのニュースの中では、今後ストック再生の検討を進めていくということで、ストック再生といいますと、確実に建て替えかと言いますと、そうでもないと思うんですけれども、建て替えも含めてどう再生していくかということを皆様の方にアナウンスをし始めたというようなことを聞いてございます。 ○くじらい実 委員長  ほかにございますか。 ◆鈴木あきら 委員  皆さんあんまり手を挙げないみたいで。  花畑のバスですけれども、回数券をやりました。  当然これ、前の交通網都市基盤整備調査特別委員会のときもやる前から聞いてはいましたけれども、そもそも今後も続ける方針を持っているかどうかというのは、単発的なのか、どうなのかというのは1番の問題点だと思うんです。だからといって、じゃあ続けましょうという話になったとしても、2年間で、もう1年半しか残ってないというときに、買ったはいいけれども、使い切れてちゃんとやってくれるのかという心配もあるだろうから、その辺のタイミングというのはあると思うんですが、その辺も含めてどういう考え方を持っていますしょうか。 ◎交通対策課長 先日販売させていただいた券について、ちょうど1年ほどの有効期間ということで販売させていただいております。やはりそのぐらいの期間は必要かなと考えておりますので、この秋に実施するとすれば、そこでちょうど来年の9月までですか、ということになりますので、そのぐらいの期間をとる必要はあるのかなとは、やる場合には、考えております。 ◆鈴木あきら 委員  そうしますと、あと1回を考えている、秋に1回やって、それで社会実験の結果を見る上では一応それで目安をすると。目安として、その先は回数券を続けるかどうかというのは、今年の秋以降にもう1回やるかどうかというのは、非常に今のところは厳しいという、そういう見方でいいですか。 ◎交通対策課長 今の回数券につきましては、部数をお1人方でたくさん購入されると、やっぱりそれを使い切るのに時間が掛かるかとは思うんですけれども、その辺りのことも含めて、お1人様何部までということも含めれば、もう少し期間のことも考えられるのか等はありますので、その辺は検討していきたいと考えています。 ◆鈴木あきら 委員  9月に行うという話であれば、この前の単発的なものに関しては、もちろんこれでよかったのかもしれませんけれども、例えばその割引率が1枚にすると143円ぐらいになるのかな。ですよね。ある意味では、お得過ぎるという部分も含めて考えたときに、7枚じゃなくて、6枚つづりでもよかったんじゃないのというような考え方も出てくると思うんです。逆にそうすると、また、その収支率の方も、売っても多少カバーできるということも考えてもいいのかなとか、その辺の意見というのは、安ければ1番いいということで考えれば、あんまり利用者からとか、地域からそういった声はないかもしれませんけれども、そういった考え方というのは区の方は持っているでしょうか。 ◎交通対策課長 今、鈴木委員御指摘のところは、当然そうしたところで収支にも関係してくるのかなと考えております。ただ、4月に販売させていただきまして、ここの資料のほうにも4月、5月の乗車の数を記載させていただいたところではあるんですけれども、ある意味、回数券を購入したきっかけで乗っていただいているという方もいらっしゃるのかなということでは考えているところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  それからこの回数券を買われることによって、今、既存のバスルートである六19の路線、それからあと、花22の路線と多少かぶる部分があるじゃないですか。例えば文教大学単独で考えた場合。そうすると、そこの文教大学に行くために往復するための利用者でもってこの回数券の方が得だっていう話で考えていく人がいたのかどうか、それから定期なのか、分かりませんけれども、そういったことに影響はこの辺どういうふうに捉えていますでしょうか。 ◎交通対策課長 これはあくまでも1例なんですけれども、私が聞いたところでは、やはり例えば文教大学にお勤めの方で六町から乗られると。ふだんは定期で六19の方に乗っていらっしゃるんですけれども、もう全然バスが来ないというときには、ブンブン号の方に乗って利用しているというような御意見をいただいておりますので、そうした使い方もあるのかなとは考えます。 ◆鈴木あきら 委員  ただ、ブンブン号にしても、バス会社は一緒と考えれば、別に区がその分を多少負担しているから若干安くなっているだけという話であれば、バス会社の方とすれば、別にどちらでもいいというわけじゃないけれども、バスの方は考え方としてはその辺はある程度許容していると考えていいですか。 ◎交通対策課長 定期券とか、そうしたものについては、結局その会計が別だということで、また、利用いただけないということがもう大前提でございましたので、そうした中で、今回回数券を販売させていただいてということでありますので、そこで仮に既存路線を利用していらっしゃる方が少しこっちへということがあるのかもしれないんですけれども、そこについては鈴木委員おっしゃるとおりで、東武の方も協力いただいているというところでございます。 ◆鈴木あきら 委員  それから購入者の概要、前回のを見てみますと、ベルクスで売られたものに関しては高齢者の方が比較的多かったといって、ただ、シルバーパス対象外の高齢者という意味合いで考えていいんでしょうか、これは。 ◎交通対策課長 鈴木委員のおっしゃるとおりでございます。 ◆鈴木あきら 委員  シルバーパス以外の方がやっぱり回数券を買うということなんですね。その辺は全部今私が質問したものの内容を、一応加味というか、いろいろ検討した結果、今度の秋以降の発行に役立ててもらえばいいなと思うんですが、その辺よろしくお願いいたします。  多様な交通手段の導入に向けた取組状況についてお尋ねしたいんですけれども、2番の町会・自治会連絡協議会でのヒアリングというのは、一番下の方は、鹿浜地区は5月11日に中止となったために町会長へのヒアリングということなんですが、町会長だけヒアリングしてもなかなか難しいと思うんです。だってあんまりふだんある意味では乗らない方なので、その辺をカバーはどう考えていますでしょうか。 ◎交通対策課長 こちらにつきましては、多様な交通手段の取組をスタートするに当たって、2月から、まず、区の西側の方、入谷の地区それから鹿浜の地区にお伺いしてどういった状況なのかということから、私たちも手探りな部分ではあったんですけれども、まず、町会・自治会のところにお邪魔して話を聞かせていただくところからスタートしたような状況でございます。入谷地区については何回か舎人町会でやらせていただいたんですけれども、また、入谷町会の中へ入らせてもいただいているところでございます。  今後につきましてなんですけれども、やはりどっかの段階では、もう少し広く御意見を伺うようなことを進めていきたいと考えています。 ◆鈴木あきら 委員  いつも私はこの委員会でもお話ししているように、町会の加入率からいっても、それから町会の役員の平均年齢数もかなり高めになっていて、実際、高齢者の運転免許を返納した人がやっぱりその辺にはいるということはあるんでしょうけれども、ただ、もっともっと若い女性も含めて、男性女性に問わず、あとは、子育て世代の利用者もいると思うので、そういった意味ではPTAとかその辺もいろいろ考え方とすれば出てきたと思うんですけれども、その辺の声を違う形で取れるような形を考えたほうがいいと思うんですが、それをお願いします。  それから入谷地区での取組状況なんですが、これはこの前もお話はしたんですけれども、様々な意見の中で、やはり12ページの(3)番の、やはりどうしてもイなんか特になんですが、便数が少なくて困っているとか、あとは東京都女子医科大学附属足立医療センターの方の、そちらの方にもなかなか直接行けるバスがないとか、交通不便と言っても不便地域の内容が違うんです。だから、そういったものをいろいろ今後検討していく上で、あくまでもバスを走らせればいいということじゃなくて、どうやって走らせるのか、どの地域を走らせるのか、それから形もあるでしょうけれども、オンデマンドとか、そういったものもあるでしょうけれども、この辺を調査した上じゃないと、すぐ、この前のブンブン号と同じような形で、あれもある程度は吟味しながら進めたということはありますけれども、もっとここは細かい調査をした上でじゃないと絶対無理だと思うんです。なおかつこの地域が2番目に不便地域と言っても、結局は大まかなポイントで取ったアンケート調査を生かしただけであって、入谷地区とか鹿浜地区の個々のもっともっと細かいところの分析をした結果で、それで交通不便地域になったわけじゃないと私は思っていますので、だからその部分では特に今の既存のバスがもうちょっと便数が多ければ、もう十分ことは済むんですという考え方がその地域にあるような気がするんです。もっともっと。その辺をどういった形で今後調査していくんでしょうか。これをやる上で。 ◎交通対策課長 今、鈴木委員御指摘のとおりで、既存の路線バスがある程度充足しているというような状況のエリアかなと私たちも考えているところでございます。ただ、日暮里舎人ライナーも開通しまして、あの地域に戸建て住宅もたくさん建ってきているということの中では、やはり日々の生活の中で、通学だったりとか、買物だったりとかで不便を感じていらっしゃるという方も相当数いらっしゃるというようなこともございますので、既存のバス路線、舎人ライナーも含めてなんですけれども、そうしたものの位置付けというのを大事にしながら、そこを結ぶような、補完するような形というんですか、そうしたものをもっとやっぱり先ほども話ありましたデマンドだったりとか、いうようなことにもなってくるのかなと思うんですけれども、そういったことについて検討を深めていく必要があるのかなと思います。それにあたっては当然しっかりと調査もやった上で進めていきたいと考えております。 ◆鈴木あきら 委員  そうしますと、特に12ページの一番下のところです、今後の進め方にありますように、補完するような交通手段というのを、まだ具体的過ぎないので、どういう補完をするのかという、具体的に箇条書で、例えば4つぐらいとか3つでもいいですけれども、こういったものを補完していくんだということで考え方を持っているということをここで言えるかどうかなんですけれども、その辺は手持ちとして既にありますか。 ◎交通対策課長 皆様にお示しできるほどではないので、今そうした話を集約しているところでございます。その上で、繰り返しになりますけれども、やはり調査なり、専門的な知見を持っているところと話をするなりして、そういったところについて整理を進めたいと考えております。 ◆鈴木あきら 委員  結局、その補完をするための方策ということで調査を掛ける。その調査のときに、やはり先ほどの入谷町会とか町会役員だけじゃなくて、PTAとかというのも含めてでしょうけれども、そのほかに、やはりちょうど課長も先ほどおっしゃったように、新築住宅が結構出来上がっているんです。あの地域も。そうすると、そこに全部ポスティングをするといっても、例えば何万世帯というわけじゃないですので、その地域だけだったら、例えば3,000世帯とか、いっても5,000世帯ぐらいだと思うんですが、その地域の方にポスティングをして、ポスティングで回答率が例えば4割でも、それでもあれば、こういうことをやっているな区は、それで区の方がこういったことを調査しているんだな、なおかつこういったことを求めている、自分たちの利用者が利用できるかどうかというのを含めて意見を聞いてくれていると。その上で4割ほどの方が、例えばその回答があったら、その4割の方の回答も含めて、例えばその町会役員の検討会に、こういったものが地域の、なかなか町会の加入率も少ないわけだから、隠れたところの声も出ていますと。これをもって皆さんいかがでしょうかという、そういった検討会にするのもやっぱり必要なんじゃないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 鈴木委員から今御意見あったとおりのところかなとは考えているところでございます。その意見を募る際に、調査をする際に、どういった密度というか、そういったものになるかについてはこれから検討させていただきたいと思っております。また、その後の進め方についても議会の方にも御相談させていただきながらやっていきたいと考えております。 ◆鈴木あきら 委員  分かりました。 ◆白石正輝 委員  2つだけ質問させてもらいますが、まず、1つはメトロセブンエイトライナーの関係で、かつてメトロセブンエイトライナーが協力して区周辺部の環状線をつくろうということで大会を開いたことがあったんです。メトロセブンの方の代表者、エイトライナーの方の代表者で、国土交通省に陳情に行くということをかつてはやったことがあるんですけれども、その後、メトロセブンの方は勉強会で、今後の建設費とか今後の人口動態を調べると、地下鉄のような大量輸送機関は必要ないんじゃないのかと、新交通システムでいいんじゃないかというような何回かの勉強会があって、いいと決まったわけではないけれども、当時の交通委員のおおかたの意見としては仕方ないなというような雰囲気だったんです。ところがエイトライナーのほうは絶対地下鉄ということで、エイトライナーの考え方とメトロセブンの考え方が結構温度差ができちゃった。その後、この2つの団体は協働して大会を開かないんです。その後。メトロセブンエイトライナーの関連区の事務的な考え方としてはその後どうなっているのか、まず、お知らせください。 ○くじらい実 委員長  先に、白石委員、委員会中のマスクの着用をお願いいたします。今回、委員会室を狭く、こちらに選んでおりますので、マスクを着用して委員会中はお願いいたします。マスクの着用をお願いします。 ◆白石正輝 委員  正副委員長と正副議長で会合を開くみたいですけれども、それはそれとして事務的にどうなっているのか教えていただきたい。どういうような方向になっているのか。 ○くじらい実 委員長  白石委員、マスクの着用をお願いいたします。 ◆白石正輝 委員  マスクはいいけれども、マスクをしている人の答弁が聞こえないんだ。ちゃんと。 ○くじらい実 委員長  白石委員、再度のお願いで、マスクをお願いいたします。  では、答弁の方を。 ◎鉄道関連事業課長 エイトライナー側とメトロセブン側の連携はどうなっているのかという質問だと思われるんですが、エイトライナー側はまだ今のところ地下鉄でやりたいという話では事務方では聞いているところでございます。  連携としましては、このところ、昨年度とかおととしについてはコロナの関係でなかなか開かれなかったんですが、ことしは最低限ウェブで一応会議を開いて、連携してというか、区部周辺部の一体型でやる必要性についてはまだ認識は持っているというところでございます。 ◆白石正輝 委員  これは非常に難しい問題ですから簡単に解決できないなと思いますので、1つ、事務的な話合いをしっかりと進めていただきたいと思います。  もう1つは竹ノ塚駅の高架の問題ですけれども、この間12日に高架完成のお祝いはしたわけですけれども、その後、高架の下の利用、それともう1つ、当然その後の開発については、駅前の開発を考えなくちゃいけないわけですけれども、まちの人たちとまちづくりについては会合を開いていると聞いてはいますけれども、区の方針が全然見えてこない。この委員会でももう相当たちますが、前に越谷市のレイクタウンについての話をしたことがあるんです。越谷市のレイクタウンは今非常にショッピングセンターとしてはすばらしく出来上がっているんです。しかも鉄道の駅もあって、どちらかというと、越谷市の中心の越谷駅よりもレイクタウンの周りの方が開けていると思うんです。これは平成よりも以前の段階で越谷市で将来レイクタウン構想というのが出たんです。今から40年ぐらい前に。それで私も見に行った。そうしたら今レイクタウンになっている所は流水域で草ぼうぼう、何にもない、家が。もちろん鉄道の駅なんかできる予定もない。それがもう40年ぐらい前に越谷市の職員が将来ここはこうしたいという絵を描いたんです。全くできるか、できないか分からない時代に描いて、その後ずっと役所の中では事務的には継続して継続して、こうなったらいいということでやってきた。結果は、今みたいに、鉄道の駅はできるわ、レイクタウン、あんな草ぼうぼうだったどうしようもない所がショッピングモールとしては非常にすばらしい。周りもよくできています。これを今から40年ぐらい前に、全く海のものとも山のものとも分かっていない時代に絵を描いた職員がいるんです。しかもそれをずっと引き続いて継承してきて、今の越谷市のレイクタウンができた。  それを考えると、竹ノ塚駅の高架はもう終わっちゃっているんです。高架の下はどうなるのと聞かれても、どうなるか全然分からない。駅前については、駅降りて正面のショッピングセンターのある棟については取り払って、駅前広場を広げるというようなことを前には聞いたことがありますし、今もそのことについては変わってないと思うんです。それはそうとして、将来どんな形になるのか、どんな形を足立区は考えているんですかというものを全く示さないまま、まちの人たちにどうしましょう、どうしましょうと言っても、いい案が出てくるはずがない。絵は描けないんですか。 ◎副区長 高架がやっと実現して、やっぱりこれからはまちづくりというのは議会をはじめ、皆さんの期待のとおりでございます。今、具体的にまだお時間掛かっているんですが、東武鉄道とUR都市再生機構と区で、どういうまちづくりをしていくかということを今話合いをしている段階で、もう少しお待ちいただきたいと思います。ただ、UR都市再生機構は4号線まで団地は物すごく広いですし、東武鉄道もまちについては協力をするという方向で意見は一致していますので、もう少しお時間をいただきたいと思います。 ◆白石正輝 委員  全部、高架の下も東武の土地ですし、UR都市再生機構の土地に絵を描けと言うのは非常に乱暴な言い方かもしれないけれども、だってUR都市再生機構、現在竹の塚にある戸数を増やすという考え方はあるんですか。建て直したときに。 ◎副区長 明確には示していませんけれども、UR都市再生機構としては少し高層化を図っていろいろな用地を生み出して、それをまちづくりの一つの種地にするというようなことで、それは区もそういう方向でいきたいと思っています。ただ、住戸数についてはまだ具体的には示していません。 ◆白石正輝 委員  都営住宅にしても、UR都市再生機構にしても、建て直しは仕方ないと思うんです。現在竹の塚にあるUR都市再生機構の団地にしても、全部とは言いませんけれども、ほとんどがエレベーターのない住宅なんです。当然エレベーターを付けるとすれば、今までのUR都市再生機構の建て方から言うと9階か10階になる。今4階か5階ですから、当然、戸数を増やさないというのが原則であれば、東京都に依頼しても戸数は増やすなと言っているんですから、それが原則であるとすれば、土地は余るんです。間違いなく。土地は余る。その余る土地をどこに集約することが足立区にとって1番プラスになるか。どこに集約することが。このことは区が言わなければ、絶対民間の人たちや何かが出てくるはずがない。UR都市再生機構だって余剰地は売りたいんですから。正直言うと。駅前広場にしちゃったら売るわけにいかないから、そうすればUR都市再生機構としても、例えば花畑に文教大学ができたけれども、あれはプラスになるとは思いますが、花畑だってあれだけ余剰地ができた。余剰地は売っちゃうんです。だったら足立区がその余剰地をどこに持ってくることによって足立区竹の塚の発展につながっていくか。これは誰が描かなくちゃいけないんです。UR都市再生機構に描けと言ったって絶対無理です。これはもう少なくとも竹の塚周辺の町会・自治会人たちにしたって描けないです。皆さんが少なくとも将来のために描いている以外ない。そういう考え方はないんですか、副区長。
    ◎副区長 大胆にまちづくりをしていくということで構想としては幾つか持っております。その大胆に何とかやっていけるように区から積極的にURに働き掛けて、区長の方もほかにないようなまちと言っていますので、ほかにないようなまちを目指して、区が積極的に関わっていきたいと思います。 ◆白石正輝 委員  言っても、人の土地だということで、そうなるとなかなか言いにくいんだけれども、越谷市のレイクタウンだって、あれ全部人の土地です。越谷市のものじゃなかったんです。遊水池ですから国のものです、全部。遊水池は。そこにちゃんと絵を描くだけの職員がいたということ。そういう夢を持ってないと、なかなか将来の足立区が夢を持って住みやすい、住み続けたいというまちにはならない。こう思いますので、執行機関側の中にもやはり相当の技術を持った人たちがいるわけですから、皆さん方で是非相談して、将来に夢を持てるような竹の塚の絵を描いてほしい。これは要望しておきます。 ◆長澤こうすけ 委員  今、最初に白石正輝委員からもメトロセブンの件が出たので、今後議論をしていくにあたって、協議会等もあるので私も何回か出席した経験があるんですけれども、まず、区として優先順位というのはなかなか言えないかと思うんですけれども、まず地下鉄8号線をやっていて、メトロセブンの方についてはなかなか喚起ができていないというのもあると思います。  ただ、その中で過去にも議論あったのが、例えばBRTを走らせるとか、現実的で早いのはそちらじゃないかという議論があったと思います。そういったことは引き続き検討されているのか、そういったものを主張されているのかということを教えてください。 ◎鉄道関連事業課長 今の検討状況としましては、地下鉄に限らず、俗に言う中量輸送軌道、例えばBRTも含めた新交通システムだったり、モノレールなんかについても検討を進めている段階でございます。 ◆長澤こうすけ 委員  なかなか、江戸川区、葛飾区と合意形成を取るのは難しいかもしれませんけれども、実際環七の下ということで考えて即効性や現実性を考えれば、そういったことも足立区から提案していくことも必要かと思うんですが、いかがですか。 ◎鉄道関連事業課長 なかなか、地下鉄の大輸送量というんですか、それを満たすような需要がないというのも今までの調査結果で出ていますので、シフト転換していくという方向では、江戸川区とか葛飾区と共にいろいろ検討していきたいとは考えております。 ◆長澤こうすけ 委員  今まで統計を取っていただいた過去の話にはなってしまいますけれども、なかなか横への移動というところで、そこまで地下鉄を走らせるほどのニーズがないのが足立区でもある。ただ、地域の悲願としてはやっぱりここに交通システムが欲しいということもあると思います。そういったものも含め、足立区としてここ数年はコロナ等々もあったかと思いますけれども、やはりそういったものも主張していくことが必要かと思いますが、副区長いかがですか。 ◎副区長 今、担当課長の方が答弁しましたけれども、やはりいろいろな選択肢の中で実現可能性のあるもの何かということをやっぱり3区で話し合っていく必要があると思います。そういった意味でコロナでなかなか打合せできないというのはありましたけれども、これからはどういったら可能性があるのかということを検討していきたいと思います。 ◆さの智恵子 委員  私の方からも2点お伺いさせていただきたいと思います。  まず、18ページの方でございますが、令和4年度足立区総合交通計画推進会議が対面で開催されたということでございまして、その中で令和3年度のこの計画の実施状況の御紹介もございました。コロナ禍でなかなか未達成のものもございますけれども、私の方には、かなり自転車のマナーということで区民の方からの御相談もいただいているところでございます。こちら72%の達成率ということで、特に26ページの方に詳細のことも記入されておりますので、こちらを確認させていただきたいと思っております。  特に、交通安全教育ということで、歩道を自転車がすごいスピードで通って、本当に安心して歩けないというお声の相談はたくさん頂戴しておりまして、自転車、本当にナビマークの所とか、そこの自転車が通ることがまた危険だというお声もある、様々な道路の事情もございまして、こちら小学校3年生から自転車教室については開催をしていただいておりますけれども、特に中学校、高校でのスタントマンを活用した実施状況ということで、昨年コロナ禍でも映像を使ってということでございまして、その際にアンケートもということでお願いをさせていただきましたが、今年度はどのような形で実施されるか、お伺いしたいと思います。 ◎交通対策課長 できる限り通常どおりということで、映像じゃなくて実物を見てもらうような形で進めたいと考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。また、その際には是非アンケートで、やはり自分がどういう運転をしているかということを見直す機会に、ただ見てすごいとか怖いとかだけではなくて、自分が実際に通っている道路がどういう危険があって、また、自分の危険もそうですけれども、他者に対してどういう危険があるかということをやる意味でも今年からアンケートの導入をということでございましたが、その状況についてはいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 実際にスタントマンの活用につきましては秋以降始まりますので、それに向けてさの委員からも御提案いただいたところでもございますので、その点について準備をしてお示しさせていただければと思います。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。また、大人向けということで全住区センターで行っているものがなかなか開催が昨年までは厳しかった状況でございまして、114回の目標に対して2回ということでございますが、こちらについての今年度の実施の予定はいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 こちらにつきましても、各施設に事前にこういった時間をいただきましたら伺いますというようなことでPRはさせていただいているところでございます。今、職員自体も毎日小学校の自転車教室の方に追われている状況ではございますけれども、そちらの方にも夜間だったりとかもしますので、そういった時間を見付けて伺えるようには進めていきたいと考えております。 ◆さの智恵子 委員  分かりました。このスタントマンの映像をホームページのほうにも掲載というお声もございましたので、是非区民の方が見て安全を確認できるようなそういう場の拡充もお願いしたいと思います。  続きまして、28ページの日暮里舎人ライナー災害対策等に関する東京都交通局への要望についてということで3点あって、地震に対する脱輪事故、また、降雪等にございますが、昨今の防犯対策ということでございまして、6月25日からロングシートというのが導入されまして、更に輸送量が増えたというところで、ここに1両に2台防犯カメラが設置されたということで大変すばらしいことだなと思っているんですけれども、これは令和4年から6年の間に順次防犯カメラが設置されるという状況でございますので、かなり3年間という時間がございますが、この辺のスケジュールについては新車両のみですので、どのぐらいの形で全体の何%ぐらいが1年ごとに進むとか、その辺のスケジュール感についてお伺いしたい。 ◎交通対策課長 新しい車両に入れ替わる分につきましてはここに情報提供させていただいたとおりで、1車両につき2つずつ付いていくということで聞いております。また、ことしから来年、再来年まで3か年で12編成が入るわけなんですけれども、その以前に既に4編成新型のものが入っておりますので、合わせて16編成ですか、までは新しい車両になります。残るのがそこに4編成、古いタイプのが残るわけなんですけれども、そこについては、照明器具とセットになるような形でカメラを設置するということで、それも併せて再来年までには全部完了させるということで伺っております。 ◆さの智恵子 委員  本当に防犯というところ、痴漢対策ということで、こちら女性車両を望む声もございますが、なかなかあそこに女性専用車両というのは大変かなと思いますので、そういう痴漢の抑止というか、東京都の資料も添付してくださっているんですけれども、この「防犯カメラ作動中」というのは車内から見えるところに2台は設置されているんでしょうか。  こちらのペーパーのものだととても暗くて、「防犯カメラ作動中」というのがこの映像のところに出ているのか、設置されているところの下に貼ってあるのか分かりにくいので、申し訳ないです。 ◎交通対策課長 私ももう1度確認します。 ◆さの智恵子 委員  これは要望にしますけれども、やはり「防犯カメラ作動中」と見るだけでも、痴漢しようという方の心理は分かりませんけれども、抑止力には絶対になるかなと思いますし、やはり車内皆様がやっぱり安全のマナーを守って乗ることも大変重要かと思いますので、その辺せっかく設置したのであれば、分かるような、そんな設置を要望したいと思います。  以上です。 ◆中島こういちろう 委員  本年度もよろしくお願いいたします。  私からは1点だけ、花畑周辺地域におけるバスの試験運行なんですけれども、参考資料3の8ページ目のところを見ていただきながら質問できればと思います。  これ、改めての確認なんですけれども、昨年からもいろいろ話をさせていただきましたが、今回今までずっと収支率がなかなか厳しくて、24%いかなければ社会実験が終了してしまうと。そのために収支率向上のために施策を打ちますということでこの資料をつくっていただいていると思うんですけれども、24%を目標にと置きながら、この施策自体は、まずは収支率を上げるために経費を減らして、収入を増やして収支率を上げますという話だと思うんですけれども、24%を目指すと言いながら、目標を24%に置きながら、両方をやっても最高の状態でも22.7%の状態というので、私これに違和感を感じていて、24%を本当にまず目指しているのかというのを確認させてもらっていいですか。 ◎交通対策課長 収支率の目標としては24%を目指しております。 ◆中島こういちろう 委員  であれば、確かに今の現状からいくとこれ22.7%が最大値という話で出ていると思うんですけれども、やっぱり24%を目指しているのであれば、そこにいくような施策を考えていくというのが私は必要なんじゃないかなと思います。  これ、確認も入ってしまいますけれども、今のシルバーパスを利用いただいている方に大人の運賃そのまま220円にした場合、110円にした場合、もし、シルバーパスの方に費用をお支払いいただく場合、25%の方が使っていただけるか、50%の方が使っていただけるか、全員が使っていただけるかということで収支の見立て方をつくっていただいていると思うんですけれども、足立区としては、これは多分想定の数字ではなく、今までの実情を数字に当てはめただけだと思うんですけれども、もし、例えば220円にした場合、何人の方が実際に有料運賃で使っていただけるかと想定されていますか。 ◎交通対策課長 利用されるかという見込みでよろしいでしょうか。そこにつきましては、今シルバーパスを御利用になっていらっしゃる方々が実際に料金を取るという話になったときにどうかということについては、今ちょうどアンケートをやらせていただいている中でも、少しずつ回答が返ってきておりますので、そういったところは参考にさせていただきたいと思っております。  1つは、1番最初のスタートの段階で、最初皆さんから料金をいただくという話もさせていただいたときもございました。そんな中で、シルバーパス人たちには、是非シルバーパスが利用できるようにしてほしいという御意見も多くいただいた中で今のスキームになっているところでもございます。  中島委員御指摘のところで、確かに24%になってないじゃないかという話もあるんですけれども、全体の利用者の数も少し増えてきているところもございますので、そうした部分も更に周知ですとか、利用を促進するような形は進めていきたいとは当然考えているところでございますので、そういったものも総合的に考えて、最終的には24%をクリアできるようにと私たちも考えているところでございます。 ◆中島こういちろう 委員  では、質問を改めさせていただきますが、今の私の質問は、シルバーパスの方に有料運賃を支払いいただく場合、どれぐらいの方が使っていただけますかという質問と、それをどう足立区として見立てていますかという質問をさせていただいたんですけれども、それはアンケートを取った後に具体的にこれぐらい使われると算出されるという認識でよろしいですか。 ◎交通対策課長 アンケートはあくまで参考という形で今考えているところではございます。私どもとしては、真ん中のB案のところで、例えば110円で乗っていただいた場合、全く今までと同じようにシルバーパスの利用の方全員が乗るという回数が同じ状態ではないだろうと。ただ、少しは下がるだろうとは思っているんですけれども、それでも半数以上の方が利用いただけるのかなということで見込んでいるところではございます。 ◆中島こういちろう 委員  であれば、今の課長からの御回答でいくと、足立区としてはまだ正式ではないですけれども、例えば110円を徴収した場合、約50%の方が使われると。そうした場合は14.3%の収支率になりますという話だと思うんですけれども、だとしても、やっぱり10%の乖離が出てくるわけじゃないですか。そうなったときにその次の打ち手を早々にまた打たないと、この24%というのは到達しないと思うんですけれども、その次の打ち手というのは、今のところ何か考えていらっしゃるものはありますか。 ◎交通対策課長 今は実際には220円を払っていただくということも選択肢としてないわけではないんですけれども、それを求めるべきかどうなのかということについては議論が必要だと考えているところでございます。 ◆中島こういちろう 委員  これは今年の10月から来年の3月までの期間で、24%いくかどうか、その社会実験を終了、それがいかなければしてしまうという話だと思うんですけれども、やっぱり私自身、今回コロナ禍の中で社会実験をするというところで、非常に難しさは前提あったのかなと思います。新しい取組なので、見立てからずれてしまうというのは仕方ないと思っているところがあります。ただ、その見立てをもう少し精緻に立てないと、あまりにもやっぱりやってみたけれども、駄目でしたとするのは、それはやっぱり税金の投入の仕方として正しいのかなと区民の方が思う可能性もあると思うんです。  なので、今、利用者の方が一定数限られてしまって収支率が低いというのは、例えばそれは一定数仕方ないにしても、やっぱりその後にリカバリープランで、あらゆる施策を私はやはり取っていただく必要があると思っています。そうなったときに、例えばコミュニティバスの利用はどこの自治体もなかなか利用者数が伸び悩んでいてというところで、課題があると思うんです。いろいろな事例があって、昨年も例えば地域の幼稚園を巻き込むだったり、地域のPTAを巻き込むだったりとか、いろいろな今の例えば回数券を発行していただいてとか、いろいろな施策をやっていると思うんですけれども、いろいろな施策をやっぱりもっともっと試していただく必要があるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 どうしても限られた期間の中ということもございますので、その中でということで、ルートの話も先ほどございましたし、いろいろと検討できないのかというような話で、私どもの方でもいろいろ考えてはいるところではございます。  中島委員からの御指摘のところも当然やはり次、もう駄目なのか、終わりなのかというような話になってくるかと思うんですけれども、そうしないためには何が必要なのかということで、それを地域に理解いただいた上で進めていくということにもなろうかと思います。そこをどこまではやるかというんですか、そうしたことについては十分私どもも検討しなきゃいけないし、議会にも相談させていただきたいと思います。 ◆中島こういちろう 委員  是非よろしくお願いします。私自身が1番思ったのは、やっぱり24%を目指すと言っている以上、今出していただいている資料のところの中で、それが最大値でも22.7%という報告だと、やっぱり本当に足立区として目指しているのかというところはやっぱり懐疑的になってしまうところがあります。あらゆる施策を試していただいて、是非24%というのがそもそも妥当だったのか、どうなのかというところもあるとは思うんですけれども、見立ての精度だったり、もっと数字を考えて整理していただく上で、やれることというのがあると思っていますので、是非そちらをお願いできればなと思います。要望でお願いします。 ◆吉田こうじ 委員  今、花畑のお話が出ましたので先に花畑の質問をさせていただきます。  今定例会で一般質問でも何点かお聞きしたところではあるんですけれども、今回のこの資料の中で、4,540万円という6か月間の運行経費というのが出ているんですけれども、そこの中で、大体10%弱の収支だということなんですが、そもそも、この運行運行費用の中にはシルバーパスの区が負担しているお金というのは入っているんでしょうか、いないんでしょうか。 ◎交通対策課長 運行の経費の中にですか。 ◆吉田こうじ 委員  これは東武バスの方から出てきている金額という認識でよろしいでしょうか。 ◎交通対策課長 バスを運行するのに掛かる人件費ですとか、バス車両の整備ですとか燃料代、そうしたものでございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。ということは、これはこのままのダイヤでいった場合には、ずっとこの金額が同じように掛かってくるという認識でよろしいわけですね。そうすると、これから先、やっぱりこのまま例えば何期か続けて、この24%を達成しないと厳しいということであれば、もう早々に厳しいという結論が出ちゃうんじゃないかなという、私はその辺が1番危惧しているところです。  地域を歩いていると、やはり本当に助かりましたと。病院に行く便が全然なくて本当に助かっていますという声も聞きます。ただ、その方たちだけでも確かに収支率を上げるというのは非常に厳しいんですけれども、これから先いろいろお声を聞く上で、そういう小さな声というのはすごく大事だと思いますので、その辺もやはり拾い忘れずに、そういう実際に乗っていらっしゃる方の中には本当に助かっているという声が結構耳にしますので、その辺をしっかり大事にしていただきたいというのが1つございます。  それと、この間協議会の方を傍聴させていただきました。そこで渡された資料というのは、質問なんですけれども、大概審議会とか協議会というのは、私たちなんかが委員になっている場合には1週間ぐらい早くに資料を頂いたりできるんですけれども、あの協議会では、参加のメンバーの皆さんには、その場で資料を初見でお渡ししているのかどうかお聞きしたいんですけれども。 ◎交通対策課長 開催通知をお出しさせていただくところで、全部ではないんですけれども、こうした趣旨でということで付けさせていただいてはおります。 ◆吉田こうじ 委員  一部の会長から、突然あそこで見せられて意見を聞かれても、なかなか出るものじゃないなというお声もありました。分からないですよ、それはその会長の考え方なので。ただ、できれば会長は地域の代表で来られていますので、総会を開くというところまでいかなくても、せめて役員の皆さんから少し意見を拾えるぐらいの時間の余裕はいただいた上で開催をしていただきたいと。開催日ありきじゃなくて、その辺の執行機関の皆さんが書いた、出来上がった資料から、逆にいつ頃持っていこうかと、地域の声をしっかり聞くということであれば、その辺をしていただければもう少し活発な御意見も出たんじゃないかなと思いましたけれども、いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 御指摘ありがとうございます。今後に是非参考とさせていただいて取り組みさせていただきたいと思います。 ◆吉田こうじ 委員  是非よろしくお願いいたします。  あと、もう1点だけ。実証実験、実験バスといわれているんですけれども、1つ決まって、本当に所管の皆さんが努力をされて、回数券をやってはいただいたんですけれども、私、このままだと実験じゃないんじゃないかなという、ただ1つモデルケースを決めてこの期間やってみました。それで駄目だったら、次に何かをやって、またこの期間やりましょうというのがこれ実験だと思うんです。途中で経路は変えられません、例えば値段はこれから変えていきますということだと思うんですけれども、やっぱり実験という限りは、東武バスにも実験でやるんですということは十分御承知いただいている話だとは思うので、もう少し思い切った取組というか、先ほど新井委員からもありましたけれども、経路ですとか、迂回だとか、周回だとかというのは、やっぱり思い切ってやっていかなくちゃ駄目なんじゃないかなと思うんです。これ、あそこまできちっとやっていただいて、大きくやっていただいて、やっぱり厳しかったですという結果で終わらせるわけにはいかないんじゃないかなと。区の意地として絶対に成功させるぞという所管の課長以下皆さんは思っていらっしゃるかもしれないんですけれども、やっぱりそういう意気込みで私はやっていただきたいなと。それだけ地域の方々にとっては本当に助かっているバスですので、是非その辺はあくまでも実験なんだと言うのであれば、思い切って実験ができるというような形をつくっていっていただきたいとも思いますけれども、この辺についてはいかがでしょうか。 ◎交通対策課長 実証実験ということでこのルートを選定して、実際に運行してみてどういう結果が得られるか、あるいは芳しくなければ再度内容を少し変えてということでやらせていただいているところでございます。吉田委員の御発言の中にもありましたけれども、利用者の方、私もお声を伺っているところでございます。通勤に使われている方なんかもいらっしゃいますし、そうした方々、短い期間ではあるんですけれども、そういうことで利用されている方もいらっしゃるということで、逆に言ったら、そこでコロコロなかなか変えられない部分もあるのかなということで、そういったところは両方考えながら取り組ませていただきたいと思います。 ◆吉田こうじ 委員  お休みの日も一生懸命データ取っていただいたり、本当に大変だと思いますけれども、是非今後ともよろしくお願い申し上げます。  あと、別件で、日暮里舎人ライナーで先ほどさの委員の方からもあったんですけれども、防犯カメラを設置するという、そういう話が出てきているんですけれども、具体的に例えば暴漢が現れたと。刃物を持った暴漢が現れたら、どう対処していくのか、また、痴漢が現れたら、どうなっていくのかという、その辺のシミュレーションというのはできているんでしょうか。日暮里舎人ライナーに関してです。 ◎交通対策課長 交通局の方にそこまで私どもも確認できてないので、改めて確認させていただきたいと思います。  それから、さの委員の方から先ほどございました防犯カメラの標示は車内に付いております。 ◆吉田こうじ 委員  抑止にはなるんですけれども、本当に起きたときの、例えば駅で駅員がいるとか、乗務員がいるという路線ではないので、その辺交通局の方にしっかり対応を聞いておいていただいて、足りないところ、また、意見を申し入れなきゃいけないところはしっかり地元の行政として声を出していっていただきたいなと思います。  というのは、緊急地震速報が出ました。人間の手で止めるというのを私初めてここで知りました。それが自動で止まるものだとばかり思っていたんですけれども、それは改めてそういうことがあって初めてそうなった。決して不信感ではないんですけれども、やはり細かいところは本当の地元の行政側がその辺をチェックしていただいて、細かい区民の声を届けていただければと思いますけれども、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか。 ◎交通対策課長 承知いたしました。1点、地震の際の自動停止装置というのは、私も確認したんですけれども、東京都は都営交通を今回そういう形にしたんですけれども、鉄道の事業者によっては、今でも手動で止めているところと、それから自動で止まるところと様々だというお話でございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。あと、この間、地震のときの交通局の対応で、あれっと思ったときもあったものですから、是非その辺は細かい目でチェックしていただければと思います。先ほど言った実際にそういうことが起きたときのマニュアル的なところです。その辺しっかり区民を守る目線で見ていっていただければと思いますので、よろしくお願いします。  あと、竹の塚の件なんですけれども、ちょうど高架化で踏切がなくなったあそこの道、今回の資料で真ん中、横断禁止のコーンと、それから将来的には歩道をというお話だったんですけれども、今中央分離帯に付いている横断禁止のやつというのは、あれは仮設なんでしょうか。 ◎鉄道関連事業課長 赤山街道と37号踏切があった所については、まだこれから工事が入る予定があります。具体的には、高さを低くするというんですか、整地する作業がありますので、今取り外しができる仮設の物を設置しているところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  それの道路の設備の工事と一緒に歩道もつくって、きちっと真ん中の中央分離帯をつくっていくということでしょうか。 ◎鉄道関連事業課長 中央分離帯というわけではないんですが、真ん中に横断抑止のための柵というんですか、をつくる予定になっております。中央分離帯というと、国道4号にあるみたいな真ん中に1回盛り上げて柵があるという形ではなくて、直接柵を置く形で今検討を進めているところでございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。確かにあそこ、またいで渡る人も何人か見かけておりますので、事故が起きなきゃいいけれどもと見ております。是非まちづくりという観点の中で、もちろん防災というか、そういう交通事故関係についても、今までと違う車の流れだったり車の速さだったりということが出てくると思いますので、その辺の視点も是非忘れずに見ていっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◆吉岡茂 委員  今、吉田委員の関連で、トラック協会と話をする機会がありまして、やはり踏切のときは、例えばトラックですとか、バスですとか、タクシーですとか、営業的な車というのは、時間がどうなるか見込めないということで、赤山街道を通行することを避けていたというような実態があるようです。でも今、高架化によってある程度どう車が流れていくのかというのを読めるようになってから、そういったトラックですとかタクシーも赤山街道を利用する頻度が大変上がってきたという中で、民間の皆さんの方がむしろ、今吉田委員の方から指摘があったような危険性について心配しておられる状況がございます。  これを見ると、34ページですか、令和4年9月中旬から令和5年1月中旬に整備するという予定になっているという状況の中で、結果的にどういう形になるのかというのは今の答弁で見えてきたんですが、この整備時期については、やはりこれを前倒しするとか、あるいは何か別な形でもう少し安全性を確保するとかという、何かその辺の工夫というか、そういったことを検討することはできないでしょうか。 ◎鉄道関連事業課長 きちんと整備というか、最終的な整備をする前にでも、今のところ、きょう7月1日から現地に警備員というか誘導員を配置したり、あと、音声案内をしているところでございます。そのほか今までガードパイプとかも設置できなかったんですが、仮設で物を動かせるように歩道と車道の間に柵というんですか、置きガードレールという物を置いてみたりはしているところです。可能な限り、踏切事故がなくなって交通事故が起きるようだと本末転倒ですので、そこら辺については、可能な対策については、順次取っていきたいというところで考えているところでございます。 ◎道路整備課長 さっきスケジュールの話が出まして、今、実はこの工事は発注手続を取っていたんですが、1度入札不調ということがございましたので、前倒しというよりは少し遅くなるような要素の方があるんですが、今言った短期対策と連携して安全確保しながら工事の方をやっていきたいと考えています。 ◆吉岡茂 委員  たまたま、前年度も私この委員会にいたので、トラック協会の皆さんからのお話について、大体この時期にこういうことを計画しているようですと話はできたんですけれども、やはりそれが、例えばそういった営業的な交通機関の皆様方にその情報が行ってないというのもどうなのかと思いました。民間の皆さんがそうやって心配しているぐらいのことなわけですから、やはりそういう状況の、何でもいいです、紙でもホームページでもいいんですけれども、そういう事業者たちにもこういう計画で準備を進めていますから、もうしばらく安全運転に気を付けて運行してくださいというような、そういった通告でもできれば、より親切なのかなと思いますので、是非検討していただきたいと思います。要望です。 ○くじらい実 委員長  ほかに。 ◆山中ちえ子 委員  最初の質問で途切れてしまったので、全部質問できなかったので、少しだけ絞って質問させていただきます。  先ほどメトロセブンと地下鉄8号線の話で長澤委員から出たBRTの話なんですけれども、私、花畑団地に住む環境に詳しい住民の方から、大分何回もBRTの提案の紙をもらっているんですけれども、やっぱり環境施策としても脱炭素社会を目指すというところで言えば、やはり必要な計画だと思うんです。ドイツなんかのまちづくりにしても、そういった脱炭素社会を地域を決めて思い切りやっていくと。そこには車が入れないような、要するにBRTに乗れば安価で生活することができるという、車を使ったらとても経済的にも負担が重くなっていくと。BRTを乗れば、車の駐車場もそこでしっかりと、そこも100円で使えるような駐車場をつくって、BRTに乗ってという、そしてやっぱり町なかもすごく緑にあふれて、歩道も広くてというような、そういうまち並みをつくっていくような努力なんかを見たりもしているので、そういったことを目指すようなコンセプトというんですか、を持っていってやっていただきたいと思いました。私も今回初めての委員会だったので、こういった提案が出て進んでいるということにすごく期待をしてしまったんですけれども、その辺も是非まちづくりに環境の視点をと、SDGsも国際公約でもありますので、そういったところでは、そういった視点でも是非重視してほしいと思いますが、どうでしょうか。 ◎副区長 先ほど長澤委員にも御答弁申し上げました。私どもとしては、やっぱりいろいろな選択肢の中で実現できるものをと思っていますが、江戸川区と葛飾区がなかなかそこまで私どもの意向と沿うかという課題もございますので、これから3区でどんなことができるのかというのは十分議論していきたいと思います。 ◆山中ちえ子 委員  実現可能性といったところも先ほども答弁していたのを聞いていたんですけれども、やはりもっと主体的に押し出していくというか、そういう新鮮な協議を区が先頭になってやってほしいというのを私は本当に要望したいと思います。  あと、もう1つなんですけれども、総合交通計画推進会議の方で自転車の分類の実施事業に関してなんですけれども、私、先ほども、もちろん子どもたち自身が自転車のマナーを学ぶのはすごく大事なことだと思うんですけれども、やはり子どもたちの通学時間帯に通勤時間が重なって、自転車の暴走といったところも重なったりするというところもあって、大きな道路の所だけ警察官が見てくれて、誘導してくれたりとかしているというのではなくて、そういった危ない所をしっかりとそういった見守りの方が入るような働き掛けとか、西新井駅前の横断歩道の問題もありましたし、あれは監視しているのではなく、しっかり見守って誘導もしてほしいというような話で交通対策が発展していきました。  それと同じことなんですけれども、実際にある現実の状況とこういった取組内容と比較してみると、やはり乖離しているのかなと。これはこれで必要なんですけれども、ずっとやっていることだし、だからもっと議会の議論を反映していってもらいたいと思うんですけれども、また、そういった会議で、区がそういう議会の話合いの中の交通部分の発展した部分をここで位置付けていけるようにしていってほしいと思いますけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎交通対策課長 一例をお挙げしますと、今竹の塚のまちづくりという広く見たときに、やっぱり区民の皆さん方の体感治安がというような話もあったかと思います。その中にも自転車のマナーがよろしくないというような御意見を多数いただいております。そうした中で私どもはそこを所管するところとしまして、では、どういったことができるかということで、実は山中委員からも以前に御指摘いただいておりました渕江小学校の南側ですとか、そうしたところのポイント、ポイントでそういうやっぱり危ない所があるというような所につきまして、実はこの春から竹の塚警察も協力しまして、現地の方に何回か立たせていただいたこともやっております。また、それ以外の所でも、自転車のマナーアップということで警察と協力して周知活動を始めているところではございます。 ◆山中ちえ子 委員  是非お願いします。実際のこういったみんなが一緒に検討していける場にもしっかりとそういうものを反映していってほしいと思います。  それと、あと、竹の塚の37号踏切の跡のところと赤山街道の所のお話が先ほども何回も、私もすごくなんであんな危ないんだろうというのを感じていたので、対策をかなり努力してやってくださっているのでよかったし、中央分離帯まではいかないけれども、そういった工夫の設置をするというところもあったり、そこは工事のまだ途中の部分があって、まだ今すぐできないんだといったところも分かったんですけれども、是非歩道をちゃんと歩道にしていくというか、ということも考えてもらいたいと思いました。ガードレール、行けないように、ポールだと行けちゃうし。 ◎鉄道関連事業課長 今、高架線の下の部分につきましては、歩道と車道の境目に置きガードレールとか単管パイプといいまして、人がまたげないといいますか、横断できないような柵を仮設で置いているところでございます。最終的な整備としては、歩道と車道をちゃんと分けて、横断抑止の柵を付けて、かつ真ん中の方に横断抑止のための分離帯じゃないんですけれども、分離帯に代わるような柵を設ける方向で今整備の検討を、隙間なく人が横断できないような柵を今考えているところでございます。 ○くじらい実 委員長  ほかに質疑ありませんか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くじらい実 委員長  なしと認めます。  次に、環七高速鉄道メトロセブン促進協議会総会についてを議題といたします。  本委員会の調査事項に関する調査の一環として、来る7月12日火曜日、江戸川区タワーホール船堀において開催される環七高速鉄道メトロセブン)促進協議会の総会に参加したいと思いますが、御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○くじらい実 委員長  御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  なお、調査実施の決定をいただきましたので、議長宛てに委員の派遣承認要求書を提出いたします。詳細につきましては、別途、各委員宛てに通知いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○くじらい実 委員長  次に、地下鉄建設促進五区協議会総会についてを議題といたします。  本委員会の調査事項に関する調査の一環として、来る7月26日火曜日、葛飾区において開催される地下鉄建設促進五区協議会総会に正副委員長で出席したいと思いますが、御異議ありませんか。
          [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○くじらい実 委員長  御異議ないと認め、さよう決定いたしました。  なお、調査実施の決定をいただきましたので、開催通知があった場合は、議長宛てに委員の派遣承認要求書を提出いたします。 ○くじらい実 委員長  次に、4番、その他に移ります。  何かございますか。 ◆長澤こうすけ 委員  1点だけ。なかったんですけれども、先ほど自転車系の話が幾つか出ていたので、その他のここでやらないといけないかと思ったので、1点だけ。  区の方が関係機関に働き掛けていただいているということでやっているんですけれども、まず、歩車を分離するということが、まず歩行者、そして自転車に乗っている方の安全を確保するということで必要だということはこれまでの様々な場面で議会でも話が出ていました。予算特別委員会でも毎回質問しますし、様々な一般質問等でもしてきたんですけれども、ブルーレーンを自動車が塞いでしまっているがゆえに、歩道に自転車が入ってきてしまう、こういった状況もあると思います。これをやはりそういった自転車交通量が増える時間帯において、特にブルーレーンの確保をしないといけないということで要望を出してきましたけれども、区としてそれらは何か取組は進んでいますか。具体的に教えてください。 ◎交通対策課長 区の管理する区道の中では、あんまりブルーレーンの所は限られているところではあるんですけれども、区内には当然、都道、国道ございますので、都道の部分では、青井の辺りですとかにもブルーレーンがございます。そうしたところで今、長澤委員御指摘のような状況をトラックが止まっているとかといったこともありまして、私どものほうも所轄の警察と一緒になってそこに声を掛けることもありますし、警察の方も巡回を強化してくれということでお願いしているところでございます。また、いろいろな区民の意見でもたくさんいただくところでもございますので、その都度ではあるんですけれども、随時現場の方にも行って、それから警察の方とも話をしてやらせていただいているところでございます。 ◆長澤こうすけ 委員  最近これはどこかの地域だけという話ではなくて、区全体の話だと思うんですけれども、非常に朝、警察が取締り等をしてくださったりして、トラックにここは停車禁止ですということでやってくれたのは、そういった区の働き掛けがあったからということで今、具体的に示していただきました。これからも議論が進んでいく上で、まず、全員が複合的にそういった歩車分離ができてないということを共有して議論を進めていかないと、建設的な意見ができないかと思いますので、あえて質問をさせていただきました。 ○くじらい実 委員長  ほかに何かございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○くじらい実 委員長  なしと認めます。  以上で、本日の案件は全部終了いたしました。  これをもって、委員会を閉会いたします。       午前11時34分閉会...